Category: ナポレオン号
ナポレオン号制作レポート:最終段階その1
このブログに手を付けなくなってからしばらくたちましたが、いまだナポレオン号は建造ドックの中に入っております。すでにリギング関係の艤装はほぼ完了し、いよいよ艦載ボートとアンカー、フラッグなどの細かな装備品のみの取り付けとなりました。
最初にキットを購入したのは2012年1月。この2年間で実にいろいろなことがあり、ナポレオン号もそんな自分と共に成長してきた一つの兄弟のような存在です。まもなく当艦は完全に進水し、完璧なる就航を迎えます。
これまでに様々な作業をしてきましたが、断片的だったり写真記録がなかったりするものが多く、残り僅かな工程はまとめて紹介させていただきます。
側面の砲門の取り付けは完了しました。砲門を開閉するためのストラップをそれぞれ取り付けてあります。砲門蓋側面は白色、もしくは赤色の例が多く、今回の作品でも白色のままとしていましたが、差し色的効果を考えて赤く塗りなおしてあります。
舷側ボートダビットの取り付けです。ナポレオン号のボートダビットは1対で2隻のボートを懸架する構造になっており、外側に大型の兵員用カッター、手前には小型のギグなどを吊り下げる仕組みになっています。ダビットに直接穴をあけてロープを通してもよかったですが、今回は1/150日本丸で使ったブロックパーツを使用して滑車の代わりとしてあります。
ダビットの昇降装置のテークルは、ビクトリー号などで使われている場合は、マストのトップボード下あたりに導かれている例が多いようです。今回はその例にのっとって滑車を通して固定してありますが、どうにも各マスト一番下のロアセイルのシートに干渉しそうな気がしてなりません。動作上は問題ないように見えますが、現実では少し違った方法で固定されていたようです。今回は模型見栄え優先で、前者の方法を使用しています。
艦尾の艦長用カッターも同様にブロックで滑車を作ってあります。
次は各種アンカーの取り付け、そしてディスプレイベースを作り、フラッグを掲げて完成となります。
2年間の長い建造の日々で、このブログの紹介の文体もかなり変化しており、昔の記事を見るのが少し恥ずかしいです。私の稚拙な、帆船模型とはとても言い難い粗雑な作品完成度を詫びるとともに、ここまで読んでくださっているみなさんに深く感謝いたします。
最初にキットを購入したのは2012年1月。この2年間で実にいろいろなことがあり、ナポレオン号もそんな自分と共に成長してきた一つの兄弟のような存在です。まもなく当艦は完全に進水し、完璧なる就航を迎えます。
これまでに様々な作業をしてきましたが、断片的だったり写真記録がなかったりするものが多く、残り僅かな工程はまとめて紹介させていただきます。
側面の砲門の取り付けは完了しました。砲門を開閉するためのストラップをそれぞれ取り付けてあります。砲門蓋側面は白色、もしくは赤色の例が多く、今回の作品でも白色のままとしていましたが、差し色的効果を考えて赤く塗りなおしてあります。
舷側ボートダビットの取り付けです。ナポレオン号のボートダビットは1対で2隻のボートを懸架する構造になっており、外側に大型の兵員用カッター、手前には小型のギグなどを吊り下げる仕組みになっています。ダビットに直接穴をあけてロープを通してもよかったですが、今回は1/150日本丸で使ったブロックパーツを使用して滑車の代わりとしてあります。
ダビットの昇降装置のテークルは、ビクトリー号などで使われている場合は、マストのトップボード下あたりに導かれている例が多いようです。今回はその例にのっとって滑車を通して固定してありますが、どうにも各マスト一番下のロアセイルのシートに干渉しそうな気がしてなりません。動作上は問題ないように見えますが、現実では少し違った方法で固定されていたようです。今回は模型見栄え優先で、前者の方法を使用しています。
艦尾の艦長用カッターも同様にブロックで滑車を作ってあります。
次は各種アンカーの取り付け、そしてディスプレイベースを作り、フラッグを掲げて完成となります。
2年間の長い建造の日々で、このブログの紹介の文体もかなり変化しており、昔の記事を見るのが少し恥ずかしいです。私の稚拙な、帆船模型とはとても言い難い粗雑な作品完成度を詫びるとともに、ここまで読んでくださっているみなさんに深く感謝いたします。
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